中高年の再就職情報

団塊の世代の再就職

団塊の世代が、今年、2007年から続々と定年退職を迎えます。
しかし、定年退職をしたからといって、仕事をしないで悠々自適な生活を送る人は少ないようです。
まだ体力にも知力にも自身のある団塊の世代は、再就職を望んでいます。
しかし、団塊の世代の再就職の受け皿はあるのでしょうか。
また、団塊の世代のどんな能力が起業で受け入れてもらえるのでしょうか。
再就職を希望する気持ちが強くても、まず、自分に何が出来るのかを考えることが、団塊の世代の再就職のスタートです。
それまで長年務めてきた会社とは異なる職種への再就職も考えなければならないかもしれません。
そんなときに、どう対処し、どのように自己アピールをすればいいかを考える必要があります。
経験を活かすと同時に、新しい仕事へも挑戦する意欲を持っている段階の世代なら、再就職もセカンドライフのスタートとして楽しめるかもしれません。

中高年の再就職

中高年の再就職の現状をみると、正社員の求人は応募資格の年齢欄に35歳まで、
40歳までというものが多く、
年齢を理由に採用されないなど厳しい状況にあります。
このような中高年の再就職が難しい中で、中高年の再就職を成功させるためには、
準備段階で自己理解・自己分析を徹底的に行うことが大切です。
自分はどのような人間なのか、何ができるのか、何がやりたいのかを明らかにするとともに、
自分や家族の将来を考える必要があります。
中高年の再就職は、自己分析がしっかりできれば、
アピールする自分の能力やスキルを整理した上で、
自分の価値観にそって、幅広い分野・選択肢の中から仕事を探すことができます。

再就職の際中高年に求められること

再就職の際中高年に求められることは、まず、求人側の企業で即戦力として
役に立つスキルやノウハウを持っていること、
再就職先の企業で成果を上げることが期待できることです。
再就職の際中高年に求められる即戦力とは、
過去の実績や体験を基準とした主観的なものではなく、客観的視点によるものをいいます。
次に、中高年の再就職者に求められることは、
中高年者の経験に裏付けられた職業人としての基本的な能力、人間力(ヒューマン・スキル)です。
これは、周囲の人と円滑な人間関係を築くことができる能力や、
責任感、状況判断能力などのことです。
従来一般的にスキルといえば、特定の職業に必要な特定の技術・能力を指していましたが、
近年は、どんな企業・職業でも、共通して求められる職業人としての能力、
ヒューマン・スキルが重要視される傾向があり、
再就職の面接の際にもチェックされていると思われます。

中高年の再就職準備

中高年の再就職準備は、定年後、リストラを受けてしまってから始まるわけではありません。
中高年の再就職を有利に進めるためには、在職中から準備にとりかかる必要があります。
中高年の再就職が有利になる条件としては、
●人脈で、在職中の名刺のあるうちから幅広い人脈づくりを心がけます。
●スキルで、仕事を通じて培ってきたスキルやノウハウを自分で把握して、
  きちんと相手に伝えられるようにしておきます。
●人柄で、前職の肩書きやプライドを捨て、謙虚に、
  再就職後の状況の変化に対応できるようになる。があげられます。
中でも人脈は大切な要素で、中高年の再就職では
人脈を使って再就職先を決める場合も多くなっていますので、
できるだけ人脈を広げておくことが重要です。
また、在職中からライフプランを設計するなど、これから必要な収入と支出を試算して、
およそ何歳まで、どんな働き方をすればいいのかを考えておくことも大切です。

中高年の再就職

中高年の再就職をみると、年齢条件が合わず
なかなか再就職の応募先が見つからないということがあります。
2001年の厚生労働省通達で、企業は労働者の募集・採用にあたって、
年齢制限を行わないように努めなければならないとされましたが、
実際は多くの企業が年齢制限を設けています。
たとえ年齢不問という求人であっても、
中高年より若い人の方が採用につながりやすいのは仕方のないことです。
しかし、一方では、年齢制限をオーバーしていても、
再就職希望者の熱意や職業能力が高く、
求人側の採用ニーズに合っている場合は採用のチャンスがあります。
実際、5歳以上年齢条件と違っていても再就職のチャンスはありますから、
求人票を見てあきらめてしまわないで、自分のできることや熱意をアピールしましょう。
また、中高年が再就職先を探す場合には、
年齢を重ねるとともに身に付いてくる対人スキルや経験、
応用力が生かせるような仕事を探すことが大切です。
さらに、中高年の再就職については、給料や労働時間、休日、通勤時間、
転勤の有無など、再就職にあたって譲ることが出来ない条件を明確にしておいて、
自分が妥協できる範囲かどうかを検討してみることも有効な方法です。

中高年のための再就職支援コンサルタント

最近は、中高年のための再就職支援策がいろいろあるようですが、社団法人東京都高年齢者雇用開発協会が行なっている再就職支援コンサルタントという業務について紹介します。
再就職支援コンサルタントとは、企業の中高年層の再就職援助措置に対する相談や助言を行なう業務です。
現在、中高年の再就職の問題は、個人の就労に関する問題としてだけではなく、今後の労働力の低下が予想される社会全体の問題として、労働者の失業を抑えた労働力の移動を図ることが望まれています。
そのため、「高年齢者等の雇用の安定等に関する法律」も改正され、これまでも、定年や解雇によって離職する中高年労働者が再就職を希望する場合は、退職前の企業が援助をすることが義務付けられていましたが、よりいっそう、企業の労働者への再就職支援の義務を強めることになりました。
そこで、退職する労働者が再就職を希望する場合には、書面による求職活動支援書を交付することが企業に義務付けられました。
再就職支援コンサルタントは、そのような文書の作成についての援助も行なっています。