女性の再就職

女性の再就職

女性の再就職について、育児期の女性の多くはパート・アルバイトなど非正規雇用を希望しています。
結婚や育児などのために離職した後、現在再就職を希望する女性にその理由をたずねたところ、
「収入を得る必要が生じたから」が半数近くと、「知識や技能を活かしたいから」、
「社会に出たいから」を上回っており、女性の再就職ニーズの高まりは
経済的理由が背景にあると考えられます。
また、子どもをもつ女性の再就職の特徴として、
就業を希望しているものの求職していない人が多いことがあげられます。
これらの人は再就職はしたいものの家事や育児負担から仕事が続けられないと考えて、
求職活動をあきらめている
潜在的再就職希望者ということができます。
育児のために離職した女性の再就職までの期間は、1年未満で再就職する割合は1割強、
1〜4年未満での再就職3分の1と、約半数が4年以内に再就職しています。
しかし、希望する時期に再就職できず、
離職期間が意に反して長くなっている女性もほぼ半数となっています。

人気資格は本当に女性の再就職の近道?

転職や再就職を望む女性の間で、資格取得が注目されています。
最近、女性に人気のある資格は、カウンセラーなどのメンタルセラピストや、飲食系の仕事に役に立ちそうなフードコーディネーター、また、家庭でも仕事を行えそうなインテリアコーディネーターやWEBデザイナーなどです。
どれも、女性らしい心配りや、センスが役に立ちそうな資格ばかりです。
しかし、実際に、そのような資格を取得したから、即、そういった職種への再就職が決まるとは限らないというのが現実だともいわれています。
資格を取ったけれど、結局は別の職種に再就職をしたという人は多いようです。
再就職のための資格を取りたいと考えるなら、実践として使える資格や、企業が必要だと考えている資格は何かということから、まず考えてみることも大切なのではないでしょうか。
企業が必要とする人材として何が必要かを考え、その上で資格を取得することが、女性の再就職の近道になり、また、せっかく取った資格も生きるといえそうです。

女性の再就職を支援するマザーズハローワーク

女性の再就職を支援するマザーズハローワーク
平成18年4月から全国12か所に設置されています。
マザーズハローワークは、子育てしながら就職を希望している女性に対して、
子どもを連れて行きやすい環境を整備し、
それぞれの希望やニーズに応じたきめ細かい就職支援を行っています。
平成19年4月以降は、マザーズハローワークが設置されていない
36県の中核となる都市の公共職業安定所に、マザーズサロンを設置し、
子育てをしながら再就職を希望している女性に対する支援の充実を図ることになっています。
マザーズサロンの再就職支援の内容は、
再就職を希望する女性のニーズや状況に応じた担当者制によるきめ細かなマッチング、
子ども連れの方が来所・相談しやすい環境、施設、
子育て女性を応援する関係機関との連携による仕事と子育ての両立に関する情報の収集・提供、
希望やニーズを踏まえた求人の確保、就職支援セミナー等の実施です。

女性の再就職

女性(専業主婦)の再就職を考えると、不利だと思われることに「ブランク」があります。
結婚や出産、子育てで仕事を辞めて、専業主婦をしている女性は再就職を考えるとき
仕事をしていなかった期間「ブランク」が気になるものです。
もちろん、社会や仕事から離れていた期間が短い方が社会復帰しやすいのは否めませんが、
何年までならOKで何年以上はダメというような基準はありません。
毎日、新聞を読んで社会情勢に興味をもつ、パソコンのスキルや資格のブラッシュアップをするなど、
専業主婦であった期間のブランクをブランクにしない工夫や努力が必要です。
また、女性が再就職をする際には「子ども」の問題があります。
子どもが学校に行っている間パートに出る、フルタイムで働く、
SOHOのように家庭内で仕事をするなど働き方はいろいろですが、
女性の再就職に当たって考えなければならないのは、自分の価値観、
働く上で何を一番優先したいかを明確にすることです。
子どもなのか、収入なのか、仕事の内容なのかなど、
これからのライフプランとあわせて考えてみるとよいでしょう。